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軒天部分について(「軒天」と「鼻」(屋根まわり))
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ここでは「軒天」と「鼻」についての説明をします。
屋根と外壁については一般の方でもわかりやすいと思いますので説明を省きます。
左の図は屋根の断面図です。
ただし、見える部分だけです。内部の構造はさらに複雑なので説明しません。
青い部分が屋根本体(瓦やスレート等)
黄緑が「鼻」
赤い部分が「軒天」
黒い部分が外壁
軒天と鼻の仕上げは外壁と同じように拭きつけを施されていたり、鼻の部分に金属板を使用し軒天は「けいカル板」
にペンキ塗りの場合もあると思います。
以下に仕上げの例を説明します。
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例 1
「軒天」部分は「けいカル板」のみです。ペンキも塗っていません。「鼻」の部分は木にペンキ塗りです。
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例 2
「軒天」部分は「けいカル板」にペンキ塗りを施してあります。
「鼻」は化粧板(金属)仕上げです。
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例 3
「軒天」「鼻」共に外壁と同じように吹付けで仕上げています。
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例 4
破れた「軒天」です。現在では「軒天」にはほとんどが「けいカル板」を貼りますが。
この家では「ベニヤ(5mm)」が貼ってありペンキを塗って仕上げてありました。
(こちらの家は軒天・外壁工事として施工例があります。)
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上記の例 1から3までは問題がありません。当然ですが「例 4」が問題です。
問題は2点です。
一点目は、すでに「軒天」は破れかけておりますのでこのままにしておくと、風であおられ吹き飛び、
人に怪我を負わせる事や車や家等の物に当たり傷をつける、壊す等です。
二点目の方が重要です。「軒天」の一部でも破れていると風が当たったときに屋根の内部まで風が入り込み、最悪の場合は屋根が吹き飛びます。
当然一点目と同じような被害の想定されしかも被害が甚大です。
また台風や嵐のですと雨が「やぶれた軒天」部分から入り室内の天井から雨漏りということも考えられます。
ここで「軒天」の材質についてですが、現在ではほとんどが「けいカル板」の5mmを貼り、ペンキで仕上げております。
しかし、たまに「ベニヤ」(5mm)をはりペンキで仕上げている家もあります。
この「ベニヤ」を貼った「軒天」もペンキで仕上げておりますので、「けいカル板」で貼った物と区別が付きません。しかし数年すると
「ベニア」貼りはわかります。「ベニヤ」の一部が浮いてきます。ご存知のように「ベニヤ」は薄い板を張り合わせたのものです。
5mmの「ベニヤ」でも3層くらいにはなっており、接着剤で貼り合わせてあります。風雨にさらされ接着剤が効かなくなり剥れてきます。
しかしすぐには剥れません、浮いている状態になります。
「けいカル板」について(これを書くため少し勉強しました)
正式名称「けい酸カルシウム板」不燃対応品です。「けい酸カルシウム」を固めて板にしたものです。
普通は5mm厚の物を使用しますが、場合によっては10mmのを使用する場合もあります。
「ベニヤ」のような張り合わせの構造ではなく、単体ですと割れ易いですが剥れることはありません。
割れ易いと書いてあるので誤解が無いように、また説明します。
「けいカル板」の大きさは幅91cm・高さ182cm・厚み5mmです。このまま持ったりするとたわみます。また割るのも簡単です。
「軒天」に取り付けるときは木枠に取り付けるので簡単には割れなくなります。
以下に「軒天」と「鼻」・外壁の取り付け部分の説明です。
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「鼻」の部分には溝が切ってあり。壁側には木を打ちつけている。
軒天板は溝に差し込んであり、壁側は木に釘又はネジで固定されている状態。
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「鼻」・壁側共に木を打ちつけてあり、軒天板は両側共に釘又はネジで固定されている状態。 |
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違う角度からみた図です。緑は「鼻」。黒は壁です。
青が木です。「鼻」のほうには溝が切ってあり、壁には木が打ち付けてあります。
「鼻」と壁の距離(軒の出)が極端に短い場合は縦には木を入れない場合もありますが。
軒の出が30cm以上あるときは、この図で縦方向に45.5cm間隔で木を入れて軒天板を固定します。
さらに細かく言うと「釘」の材質はステンレスを使用します。
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