「須賀建築」

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軒天を付け、樋の交換

昨年の12月5日、強風があった後にお客様から連絡がありました。
「軒天が破れたので直してもらいたい」
現況の確認後見積もりを提出する。何度か打ち合わせをして年末には翌年の1月中旬頃から施工をする事までを決める。
家を北側から見る
家を北側から見たところです。道路より一段低くなっています。
家を南側から見る
家を南側から見たところです。日当たりも最高ですが風当たりも最高です。
さらに家の作りも最高です。
一番最初に建てた部分の屋根は「入母屋」さらに本瓦です。増築した部分が切り妻で本瓦です。
「離れ」
母屋のほかに「離れ」もあります。
わざわざ下屋をつけ、離れらしくしてあります。
軒天には合板の化粧板が使われており接着剤が切れて剥がれ始めています。
家の配置図
写真で入りきらないので図で配置図を示します。
北側には道路がありますが南側は下がっています。下の図。
離れの左側は庭で池があり木も沢山植えてあります。
軒天を付けるのは「母屋」の南側と「離れ」の全周です。
樋の交換は赤い部分です。さらに細かく説明すると軒天を付けたところには角樋、樋だけを交換するところは丸樋です。
家を南北から見た配置図
西側から見た配置図です。
お客様の家の南側にも家はありますが丘陵地帯のため日差しと風を遮るものは全くありません。
風は南から吹いてきますので軒天をしっかり付けます。
この工事(施工例)の理解を深めたい方は軒天部分(屋根周り)を参考にしてください。
「離れ」の軒裏
はじめに「離れ」から工事開始です。
作りは純和風ですので、野地板と垂木が見えています。野地板の見える部分は化粧ベニヤです。この化粧ベニヤが剥がれてます。
写真の赤い丸いの中です。
軒天を付けるために垂木は隠れてます。
下の屋根を「下屋」と呼びます。
「離れ」の軒裏(屋根と下屋の間)
下屋と屋根の間です。
この写真では左右に垂木が通っております。軒天の「軽カル板」を付けるために「鼻」の 内側と壁の方に木を入れます。
この部分は今回の難所です。高さが30センチほどなので下屋に仰向けになっての作業です。
「離れ」の軒裏(屋根と下屋の間)軒天を張る
左の写真が軒天を張った状態です。
上の写真が屋根と下屋の間です。
下は通常の軒裏に軒天を付けました。
貼った板は軽カル板です。仕上げはペンキを塗ります。
ここではじめは予算の都合でペンキも塗るつもりでしたが棟梁から「ペンキ屋に頼もう。家の作りがよく軒天部分も多いので ペンキ屋さんにやってもらったほうが早くてきれいだ」と。いわれたのですぐにペンキ屋さんに連絡を取り下見をしていただきました。
実を言うと「離れ」の軒天は一部に「シーラー」を下塗りして白のペンキを1回塗ってしまいました。
ペンキ屋さんには事情を話し軒天が全て付け終わってから来ていただく事になりました。
「離れ」の軒裏に軒天を張る

母屋の鼻と軒天も張り終わりです。

玄関部分です。既にペンキが塗ってあるし樋まで付いている。

離れの軒天と樋です。丸樋を使用してます。
奥に母屋が見えます。

離れです上の写真を正面から撮りました。

ここでこの家の母屋の屋根の形と樋の種類について
屋根の形は入母屋といまして、方形ー寄せ棟の変形バージョンです。
左の図で赤い線が峰、緑色は谷になっている部分です。
屋根周りのピンク色のところに角樋。オレンジ色のところに丸樋を使用しました。その理由は雨水の量と屋根の形です。
南側から見ると「やさしい感じの屋根」ですので丸樋。北側は南側に比べて角ばった印象がありますので角樋です。
北側の黒丸だ囲んだ1の部分の写真が左中央の写真です。
また黒丸2が下の写真です。
この2箇所は下の樋には他の樋の倍くらいの量の水が流れ込みます。



その証拠といってはナンですが、谷になっている部分に穴が開いておりました。赤丸のところです。

上記の拡大写真です。

そのままでは雨漏りの原因になりますので修理しました。元の板が銅板でしたので修理も銅板を貼りました。
写真は一部の谷ですが全部で3箇所の谷を治しました。家の中への雨漏りはありませんでした。
以上でこの工事は終了です。


その他の実際の施工例。


このお客さまからは別にも施工をさせていただきました。


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